2012年6月22日金曜日

10枚綜絖のドレルを試織してみる

ドレルの仕掛けがあって、組織図とタイアップがわかったら。。。。。。もちろん、織ります。

使う糸は。。。ドレルの基本用途はテーブルリネンだから、白で良いのだけれど。。。。白や生成りばかりで。。。飽きてしまいました。


日本の織では、糸染めからするのが基本。ですから、色糸をどうするのか。買うのか?染めるか?最後に考えようと決めていました。それまでは 「多色は、封印」 のつもりでした。

 でも、残り糸を合わせてとうとう織始めてしまいました。ちょっと気分転換。組織を考えるのも楽しいけれど、色糸が組み合わさって変化するのも楽しい。

ドレルの組織に縞整経を同調させ、緯糸も切り替えることにしました。スウェーデンの手織り作家Malin Selander は、縞と組織を巧みに組み合わせるこの方法で美しい作品を数多く作っています。
平織では単なるチェックが、朱子組織と組み合わせることで、経糸色と緯糸色がはっきりでる所ができ、見える色数が増えることになります。




もう少し明るくしたいのに、欲しい色が無いのはストレス。糸が足りないのもストレス。中途半端な色で、中途半端な大きさしかできない。え~っと。。。。サンプルですね。試し織り。割り切って進みましょう。


いろいろ気が付きました。綜絖バーは10本も並ぶと奥行30cm、綜絖通しというよりは、綜絖トンネル通しでした。反対側に受け取る人がいて欲しい。タイアップもナント50本。

織機の改良が終わったら、8枚綜絖のカウンターマーチでペダル10本の柄を織りたいと思っていました。が、タイアップは80本! 取りかかる前によく検討しないと。。。10枚綜絖なら100本!!




0 件のコメント:

コメントを投稿