「仕事の詰めが甘い」とも言うようですが、それなりに発見もあります。
まずは、タイミング。
しっかりペダルを踏んで、経糸をピンと張れば、シャトルは落ちない。反対の端まで滑らかに行き着く。
シャトルの種類。
手前から米国製、スウェ―デン製、日本製。
しっかりペダルを踏んで、経糸をピンと張れば、シャトルは落ちない。反対の端まで滑らかに行き着く。
シャトルの種類。
手前から米国製、スウェ―デン製、日本製。
綜絖が開いた時に、下の経糸を拾わずに落ちにくかったのは、先端が上がっている米国製。米国の織機の特徴と関係があるようです。
スウェ―デン製と日本製は、先の具合はほぼ同じで、底があるかないか。長い距離(今回は1.1m)には底があるほうが滑らかでした。
シャトルは、それぞれの織機に対応して、考えられて作られている訳です。当然といえば当然。
道具を作る人は、使い方、使う状況、使う人・・・いろいろ考えて設計するのですから、
道具を作る人は、使い方、使う状況、使う人・・・いろいろ考えて設計するのですから、
Form follows fanction. Shuttle follows own loom.
手前のネップ糸の組織。
ネップが表に出るように、組織を裏返して、平の地組織をかませました。
ネップが表に出るように、組織を裏返して、平の地組織をかませました。
それにしても、この色、ストライプの巾、どっしりとした印象・・・う~ん。アメリカンテイスト。
重さも計算して、重すぎないように作ったつもりですが、予想よりちょっと重い。
綿糸の生成色も織ったら、ちょっと濃い。
これの2点を直せば、今風に軽やかになる・・・・よくなる姿が見えるだけに、さて、もう一枚?
これの2点を直せば、今風に軽やかになる・・・・よくなる姿が見えるだけに、さて、もう一枚?
参考組織;Learning to Weave [Honeycomb] P.169
綜絖枚数;4枚+2枚(ミミ) ペダル;10本
経糸;ソフトコットン4/2 三葉トレーディング
緯糸;ソフトコットン4/2、編物用4色ネップ糸、ピンク、グリーン、ブルー
使用筬;30本/10cm 2本入れ
仕上りサイズ;160×98cm