2014年9月9日火曜日

サマー&ウインターの追加;柄の組織

昨日、フィンランドで手織を習い、この夏にサマー&ウインターを織った時のことや説明がかかれたブログ『タピオの国でのあれこれ手仕事』を見つけまして、とても興味深く、ワクワクと、拝見しました。

なにしろ、スウエーデンの手織の本「Manual of Swedish Handweaving」にある組織図 Kuvikas を織ってみたいと思っていたので、感激。綜絖通し順も、タイアップもサマー&ウインターと同じなのです。

実際に織られた布地の写真をみると、組織はアメリカの本に書いてあることと大きな違いはありませんでした。入手しやすい素材や太さが違うためか、アメリカの場合、ユニットは4本単位となり、柄の部分の組織を変化させることがあります。実は、これもアメリカに限らないような・・・・気もするのですが。


4月22日の Virginia Beautyの配色 』で、サマー&ウインターの柄部分の組織の写真も3種類アップしました。実はもう1種類できるので、もう一度、写真と特徴を書いてみました。


1-2-1-2 たぶん基本の踏み順

きれいな四角になります。
織り始めてから長さの調整ができるのも利点。

柄;Snow-ball with Pine-Tree Border









写真左 2-1-1-2 (X’)

バーズアイのような組織になります。 X になりますので、斜めにつながる柄にはよろしいようです。
柄;Lover's Knot

写真右 1-2-2-1 (O’)

同じようにバーズアイのような組織になりますが、角がなく丸くなります。少しクラシックな感じもします。
柄;Virginia Beauty 


1-1-1-1

緯糸が交互ではないので、緯糸の浮きがそろいタテのストライプ状になります。

サマー&ウインターではなく、Half Dukagang?と呼ぶようなのですが・・・よくわからず、申し訳ありません。これからの課題ですね。


サマー&ウインター・・・まだまだ興味は尽きないのですが、ブロックパターンとユニットの考え方がわかってきたので、次は、Double Weave/二重織。

柄 参考書籍;The Shuttle Craft Book of American Hand-Weaving

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