2015年7月3日金曜日

ローズパスのサンプル織のランナー

ローズパス/rosepath、スウェーデン語で、ローゼンゴン/rosengang(aの上に○○がつく)

このスウェーデン織の本によると、ローズパスには2種類あり、普通(?)のローズパスは、スウェーデンでは、最もよく知られている「art weaves/芸術的な織り方」だと書いてあります。

ローズパスは、バーズアイ/bird's eyeやグースアイ/ goose eyeとは、大きさが違うダイア(ひし形)の柄・・・と思っていたのは、アメリカの本の影響のようです。「組織織りの本」とか「古くからある英語の組織の本」とか呼ばれているあの本。

綜絖通しの本数の違いだけではないらしいと、イラストと組織図を参考に、まずは、サンプル織をすることにしました。

経糸は、漁網糸。若い頃に、マットの経糸に使った残り糸。綿や麻の経糸に慣れてしまったためか、よく伸びるので、織初めの経糸のテンションを調整するのも、結ぶのも、一苦労。

経糸の密度と緯糸のバランスもわからないまま、残り糸の綿糸を適当に引き揃えて織り始めました。

踏み木の組合せは、あっているはず。裂き織のマットを織ると楽しそうな組織。

色は同系色。キカシはホワイトとイエローで、それなりにバランスよく配色したつもりなのですが・・・・・変形してもわかるはずのダイヤ柄の見わけがつきません。基本的な柄組織の構成を理解せずに、色の濃淡を決めたのが原因のようです。

「新しくて、モダン」という評価もできるのかもしれません。が、ローズパスの特徴がほとんどありませんから、ローズパスの組織を使う必然性はあまり感じられず・・・・なんだか、無駄使いした気分。
 参考書籍;Manual of Swedish Handweaving
4枚綜絖 6本踏み木  筬 30本/10cm
経糸;漁網糸 6号 緯糸;綿 20/2、16/2など 
サイズ;75×18cm

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