2015年4月3日金曜日

M's and O'sのランナー

ラグ用の経糸に良さそうと薦められた糸です。

裂織のマットを織るつもりでしたが・・・・何とも太い。それに予想外の存在感がありました。

あきらめて、キャンバス織を始めたのですが、ボリューム感がでてこない。




やっとたどりついたのが、M's and O's。
北欧では?と調べたら「ソールヴェーヴ?」という名前が見つかりました。そう!スウェーデンの本です。
日本では、「吉野織ね。」という方が多いようです。

が、私のイメージでは、吉野織は、ハニコム(メガネ織)に似ていて、M's and O'sは、レノ(紗織)に近い感じ。

組織が同じでも素材や密度が違うと表情が全く違いますから、組織より印象が大切。学歴より人柄・・・・?
















密度が粗いので、夕方には織りあがり。
ずっしりと重たい。

日常に使う布というより、「手織作品」風。
きっと評判はいいのだろうと思います。


参考書籍;SIMPLE WEAVES 4枚綜絖 4本踏み木
使用糸;経糸 リネン生成 100% 8/3 緯糸 リネン生成 100% 8/3
ラミー晒 100% 番手不明  経糸密度;45本/10cm
仕上りサイズ;170×42cm


2 件のコメント:

  1. こんにちは。

    この組織を太めの糸でざっくり…というのも面白いですね。
    写真からは、触感が得られないのが残念です。

    北欧では「ソールウィーヴ」…スウェーデン語でしょうか?sållväv?
    sållって、ふるいやこし器のことのようですから、この名前、「レノ(紗織)に近い感じ」というイメージとも重なるかもしれませんね。

    フィンランド語でこの織りは leppäliina(レッパリーナ)です。
    この名前の由来は謎…leppä は「ハンノキ」で liina は「布」のことなのですが、どうもピンときません。
    leppä という言葉に、昔は「血」の意味もあったということで、そっちと関係しているのかな…

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  2. いつもありがとうございます。

    そう!スウェーデンの本です。本文に書き足しました。
    ノルウェーとスウェーデン・・・行った方から話を聞いたりで、違いはわかっているつもりなのですが、申し訳ありません。やはり、自分で体感することが大切なのでしょうね。

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