2014年6月3日火曜日

サマー&ウインター#2 Snow-ball with Pine-Tree Border 織りあがり

無理やりカウンターマーチをのせたから?綜絖が自家製だから・・・・多少開口にバラつきもあり、経糸を巻き取る最後のほうにムラもあったようで、織初めは少々手間取りました。
新しい織機や綜絖に買い替えるほど・・・この先上達するとも思えず・・・・。


このSnow-ball with Pine-Tree Borderは、4ブロックパターン。
あこがれる方が多いパターンと聞きますが、踏み木順は比較的簡単に覚えられました。

スノーボールが中央に3つ入れたかったのですが、織幅と密度の関係から1つ。左右の四角を増やして、総本数約1000本で、約1m幅にしました。

このパターンは、柄も織り方も伝統的なサマー&ウインター。当時の本の著者はカウンターマーチ(北欧の天秤式)で織っていたようです。


最近、気になっているのですが、スウェーデンで手織を学ばれた方や本などをみると、滑車とホースのカウンターバランスを使っているケースがほとんど。

このカウンターマーチという織機・・・海外からコメントをくださった方によると、生まれはドイツあたりの中央欧州らしい。あえて言うなら、育ちは北欧。活躍の場は・・・パターン集など見ていると、実は、アメリカだったのではないかと思ったりします。

現在のようなジャックルームがなかった時代・・・・この柄を織れたのは、たぶんカウンターマーチだけ。
スケルトンタイアップで織ると、「2タイユニットウィーブ」だと実感できます。



参考組織;The Shuttle-Craft Book of American Hand-Weaving
6枚綜絖 8本ぺダル 筬;100本/10cm
使用糸;経糸 綿16/2 緯糸 地糸 綿20/2 柄糸 ウール2/10
サイズ;164×100cm

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