Snow-ball with Pine-Tree Border/雪玉に松の木のフチ飾り ; The Shuttle-Craft Book of American Hand-Weaving から
この柄にあこがれて、
本と織機を購入して本格的に織初めて、手織の本や雑誌の編集者になった人もいる。
4枚綜絖の織機なので1本1本経糸をスティックでひろって織ったという人もいる。
サマー&ウインターを織り始めたら、必ず織ってみたい柄。
スノーボールの個数やローズのモチーフ入りなどバリエーションは豊富なのですが、何しろレピートが大きい。つまり、本数が多い。できれば、テーブルランナー用として、60cm幅くらいで・・・と思い、組織図を書いてみました。が。
織初めの左端。ショートドラフトで書いて、ノートを継ぎ足しても、入りきりません。左端から最初のスノーボール中心のまで約470本。ここでセンターにしても60cm幅にはとても収まりそうもない・・・。また、膝掛か。
海外の120cm幅の織機は、タペストリーを制作する作家の方が使うものとずっと思っていました。でも、レピートの本数が多いから・・・という場合もありえる訳ですね。
密度を上げて、経糸を細くすればよいことになりますが、すると糸は30/2程度?素敵な薄手のショールができそうですが、気軽に織れるレベルではなさそうです。
今回は、経糸はブルー、緯糸を白に。
経済面を考えて染めてみましたが、普通の家庭の台所では、一度に500gは思ったよりも気を使う大仕事。廃液の処理も手間取りました。手織りはやっぱり大変。ぜいたくな趣味。
さて、どの色で、どの組織にするか?
織り始めるまでの時間がかかります。織っている時間よりも長いかもしれない・・・。
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