2014年5月2日金曜日

梅の新芽から色をもらう

狭くて風通しの悪い庭の梅の木。花が終わり、窮屈だと訴えているようにたくさんの新芽が吹く。

木にとってこの時期が適しているかはわからないけれど、梅雨になる前に少し摘み取ります。さもないと、蒸れて病気や虫がつく・・・・。


せっかくの新芽。毎年申し訳ない気持ちがあるので、今年は色にして、残してみようかと。




勢いあまって、つまり、衝動買いした「染色用のオーガージ―のショール」があったはず・・・。
台所のシンクの下には、何に使ったのかわからないのですが焼きミョウバンも残っています。今年は、これで試してみることに。

煮だす事、30分。少し赤みの花の色がでてきたような気もします。濾した液に浸したオーガンジーもほんのりと赤く、梅の香り。

ミョウバンの液に浸けると・・・・何やら、緑色。期待していた色とは全くちがう。

仕上がったのは、薄いグリーン味を含んだイエロー。


かなりの数の色を見てきたつもりでしたが、これがあの若芽色?今まで見たこともない色。
あまりに繊細で、何色と合わせたらよいのか、皆目見当がつきません。でもよく見ると、混じり気がなく強さを秘めてもいるようです。

繊細で力強い色・・・新芽からの頂きもの。

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