スコットランドといえば、タータンチェック。伝統的なチェックをさかのぼっていくと、Shepherd Check シェパード・チェック/羊飼いのチェック に行きつくと書かれています。
縦糸緯糸共に、6本の黒い糸と6本の白い糸から織り上がるチェックで、組織は、2/2の綾織。
色は、羊そのままののホワイトとブラック。正確には、濃いブラウン。
スコットランドやハイランドの羊飼いによって、さまざまな使い方ができるブランケットタイプの衣服で大きさは・・・・・・と、説明が続きます。
スコットランドやハイランドの羊飼いによって、さまざまな使い方ができるブランケットタイプの衣服で大きさは・・・・・・と、説明が続きます。
初めて使うウール糸は、特徴そのままの色を使いたいと選んでいた色も、ホワイト、グレィッシュなブラウン、そして英国ですから、敬意を表して・・・ロイヤルブルー。
ただし、ブラウンとブルーを交互に配置するとガンクラブチェック(アメリカ式の呼び方)になってしまう。
わたしが織りたいのは、ブラウンは薄いけれど、シンプルなシェパード・チェック。
説明書のとおりの密度で織ると、ざっくりとした感じ。とてもラムウールとは思えませんでしたが、仕上げしたらなめらかな風合いに。
「線を一本引いたら、デザインになる。一色増えただけでも、生産工程はびっくりするほど変わる。」と、話していたテキスタイルデザイナーは誰だったでしょうか。
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