2014年11月5日水曜日

オーバーショット柄の二重織

先日、オーバーショットの柄で二重織をしているという方から、同じ趣味を持っていて、オーバーショットとサマー&ウインターに興味があるのでメールで情報交換がしたいとコメントをいただきました。

私の本棚にはまだ目を通していない書籍が何冊も眠っていて、探せばあるかもしれない・・・さらに情報を集めてどうするの・・・・という状態。「情報交換」や「詳しく知りたい」というコメントを時々いただくのですが、それぞれ個別にお答えをする余裕はなく・・・参考にした書籍名と紹介を書くのが精一杯。やはりその先は、手織のグループや先生方におまかせすべきことと思い、お断りをしています。
それに、私はブロガーですから、個人からいただいた情報を無断で公開した/以前から知っていた・・・と難しいことになるのも避けたいと思いますので。


さて、オーバーショットの柄で二重織・・・これも本棚にありました。

かなり以前に買ったThe best of Weaver'sシリーズ「THE MAGIC OF DOUBLE WEAVE」
このなかに、「コロニアルの二重織」、「4ブロック4枚綜絖の二重織」、「4ブロック8枚綜絖の二重織」、「オーバーショット柄の二重織」など、さまざまに呼ばれてきた代表的な織り方の紹介と作品が載っています。

オーバーショットの特徴でもある緯糸の浮きが、テーブルマットやランナーなどではひっかかって使いにくいので、この二重織が考え出されたようです。オーバーショットの柄はコロニアル時代からの完成されたパターンが数多く残っていありますから、さまざまな織り方で柄を楽しむ愛好家の方々がいらっしゃるのは、当然ですね。

さて、本をよく見ると、4枚綜絖のオーバーショットの柄を16枚綜絖を使用せずに、8枚や4枚(!)で織れるというやり方が図入りで説明されています。

ただし、8枚綜絖の場合でも踏み木が12~16本必要ですので、私の織機では無理です。

「4ブロック4枚綜絖の二重織」は、タイアップと踏み木順を書き直せば、ジャックルームでなくても織れそうです。
説明を読んだだけでは、想像できない所もあり・・・まずは、経糸88本、幅6cmほどで試織りをしてみました。


試織の綜絖通しは、いろいろ考えながらするので、いつも、いつも・・・間違えています。

出てきた柄とこの配色は、アメリカのオーバーショットというより、インカやナバホのベルトのイメージがしますね。



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