2014年11月24日月曜日

二重織#6:オーバーショット柄のランナー

オーバーショット柄の二重織が、4枚綜絖の6本踏み木で織れるのは不思議です。
よく考えた人がいるものだと感心するばかり。
ここまでになると、基本的な二重織ではありませんね。

オーバーショット柄は、うっかりすると古くさい感じになるので、モダンに・・・・と、ブラックとホワイトを選びました。

今回は、ニュージーランドのコットリン 22/2。扱った印象は、北欧のコットンリンと同じです。

ホワイトといっても、ブラックと合わせてもしっくりとするように「生成り色」を選びました。色名はクリームです。

織機との相性もあるのでしょうが、何度織っても、コットリンは織りやすい糸だと感じます。


さて、どんなオーバーショットの柄も、このやり方で二重織にできると説明があります。
ただし、シャドウ部分が多いパターンは、はっきりしない表情になるように思えます。モンクスベルトのような柄の方がうまくできるかもしれません。

さんざん悩んだあげく、まずは、本と同じ柄で織ってみることにしました。

短い線でパターンを表していく手法は、東欧の民族衣装に施された刺繍で見ような気がします。

ブラックではなくて、レッドにすればよかった・・・もうすぐクリスマスですから。

参考書籍;The best of Weaver's 『THE MAGIC OF DOUBLE WEAVE』
 shamrock table runners  by Bobbie Lrwin 
使用組織;4-block, 4-shaft double weave 4枚綜絖 6本踏み木
使用糸;Cottlin 22/2 404ecru,black ashford製  
使用筬;35本/10cm 4本入れ
仕上りサイズ;196×29cm

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