2013年8月20日火曜日

気分はスウェーデン旅行

美しい風景や美術館もいいけれど、旅行の楽しみは・・・・食事。めずらしい食材や料理をゆっくりと楽しめるのは、旅先ならでは。

でも、場所は、東京・赤坂のスウェーデン料理のレストラン「ストックホルム」
この北欧インテリアブーム。若い方々は、木立の中で白木のテーブルで家庭の見込み料理など想像なさるかと思いますが、ここは、国王がいらして、あのノーベル賞の晩餐会があり、あの名車のある・・・・・あのスウェーデンです。


広めのエントランス。レストラン内は、大きめのテーブル、シンプルな形の照明、メインの壁にはタペストリー。ゆったりとした空間は、少し日本から遠ざかった感じ。スウェーデンに関係する方の来店も多いようです。
ビッフェスタイルのスウェーデンの伝統料理「スモーガスボード」の専門店。中央にはきれいに飾り付けられ、お料理の並んだ大きなテーブルがあります。
おしゃべりとお料理の両方をゆっくりと楽しむ方ばかり。お料理をお皿に少しずつ盛り付け、味わい、テーブルとスモ―ガスボードとを何度も往復するのがマナーだそうです。日本語のバイキングスタイルの語源となった料理とも言われていますが、ホテルなどで催される「食べ放題ランチバイキング」とは様子が異なります。

さて、スモーガスボードのお料理。
夏の季節はザリガニから。有名なニシンの酢漬けも何種かあり、サーモンなど海の幸も豊富。ライムギパンと楽しみたい。続いて、肉料理とドライフルーツ。季節のサラダの次はソーセージ、ミートボール、ヌードルなどなど。そして、 「ヤンソンの誘惑」という名で有名なジャガイモとアンチョビの料理も、もちろんあります。ハーブが使われ、多種多様なソースもおいしい。一周食べ終えたところで、もう一周もOKという話を聞いたことがありますが、お料理の種類はかなりの数。
めずらしいお料理や食べ方などの質問に、スタッフやコックさんたちが丁寧に答えてくれるのもうれしい事です。外国語だと・・・・質問したり、聞き返したりで、苦労した経験をお持ちの方も多いのでは?

デザートは、数種が用意されていますが、やはり、リンゴとアーモンドの入った焼き菓子にバニラの粒々のあるバニラアイスクリームを添えて。コーヒーには、チョコレートがけしたほろ苦いローストのコーヒー豆をつまみながら。


そして最後に、紺色のトップクロスの下。白と黄色のドレルのテーブルクロス!もちろん手織りではありませんが、市松模様で周囲は柄を小さくしたボーダーの縁がまわっています。

Birgitta Bengtsson BjorkとTina Ignellが共著した書籍;SIMPLE WEAVESで、最後に載せる作品は「正式のドレル」とすぐに意見が一致したと書いています。
ドレルのテーブルクロスは、豊かな食事の風景へとつながっているようです。


 restaurant Stockholm 千代田区永田町2-14-3赤坂東急プラザ1F

 





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