2013年8月23日金曜日

レースの織#4  モク・レノのシーブルーのスカーフ

細い綿糸でレースを織る感覚がつかめましたので、もう一枚織ってみることにしました。

myggtjal, gauze, mock lemo,barleycorn, canvas、lace weave,openwork・・・基本的な組織は同じですか・・・。
織り方なのか、呼び方なのかよくわかりません。
織のレースは、組織が簡単なだけに、ブロンソンやハックなど特徴的なもの以外は区別しにくいくとうことでしょうが、織のレースは接する機会が少なかったので・・・なんとも。

私の個人的なイメージとしては、モク・レノは、「筬羽に数本まとめていれる羽と空羽がある」と解釈するとしっくりするのですが・・・・宿題が増えた感じです。


さて、写真中央はニュージーランドから来た鮮やかなブルーの綿糸。
お隣のオーストラリアで恐縮なのですが、グレート・バリア・リーフのように透き通った海の色かと・・・そして、白い砂?

 



平織の部分は、ブルーとホワイトで、ピンヘッド。
白のストライプをかましてから、スラブ糸でモク・レノの組織を入れました。
本来、この組織は、中央は2本のようですが、スラブなので1本に。
イエロー、グリーン、ブルーの3色杢糸は、夏らしく少しエスニックな印象。
少しニュアンスを加えたいので、スラブ糸の左右には細糸でパープルを添えました。

スラブ糸は、透間をあけてざっくりと使うなら糸の形状が生きて効果的。

でも、ベタで使うと、綜絖の目でこすれたり、特に緯糸では太い部分が重なってクセがでるのであまり好きではありません。
回避する方法はいろいろあるようですが。

スラブ部分がロング、ショート。道中とのバランスや太さ・・・親しみやすそうで、織ってみると性格はいろいろで、「クセモノ」と認知しています。

ですから、使うのは久しぶり。



 白のレースも清潔感があっていいですが、カラーは透明感があって鮮やか。夏にしか思いつかない組合わせの色彩。

 
組織参考;LACE AND LACY WEAVE  P.65 mock leno
綜絖4枚 ペダル4本
 経糸、緯糸;マーセライズドコットン20/2 ブルー/MC302、ホワイト/MC337 Ashford
 綿麻スラブカラー (株)シラカワ
DMC25番刺繍糸 パープル
サイズ;32×190cm フサ15cm×2込み

2 件のコメント:

  1. 私も細い糸を扱うのに少し慣れたかなーってとこなんですが、
    レベルが違いますねー(笑)

    とってもきれい、色も透け具合も。

    asaokaさんがこういう変わり糸を使うのって、珍しいですね。

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