2014年7月11日金曜日

番手を決め、綿糸を染める

ちょっと織り試しをして、配色を見たくても、色糸がない。できれば、糸を染めずに「織ること」に集中をして楽しみたい。
素材は綿か綿麻。課題は、色彩と番手。

スウエーデンの糸のように濁りのない色彩の綿糸が欲しい。
繊維長が長めで素材本来のツヤがあれば最高なのですが、これは贅沢すぎ。シルケット糸は、薬品処理のツヤ。強く打ちこめない卓上機ならば使いやすいのでしょうが、フロアルームの経糸には滑りすぎて、私の場合は、うまくいきません。

北欧のに似た風合いと色彩の綿糸を販売しているお店もありますが、一回に500~800g必要となると・・・手編み糸を兼ねているような価格では、手が出ない。

手織りをする人が少ないから、価格が高い。糸種も少ない・・・・いつもの結論。


説明に使うことば、経糸のかけかたや素材への疑問を積み上げていくと・・・・
もしかすると、織ることや織りあげた布よりも、織機、特に海外機と道具類を所有しているという話題性がプレステージ。そして、消えゆく趣味なのかもしれない・・・と思えてきて、とても興味深い。


糸は綿糸16/2。コットンリンの半分の太さなので私の定番に決めたのですが、今までの購入先では廃番になりました。今後はほぼ同じ太さの20/3を使うことになります。若干風合いがゴツイのような気もするのですが・・・・。


染めるにあたっては、欲しい色が決まっているので化学染料。もちろん、安全と環境重視なので、ささやかですが・・・

1.購入時に印が必要な危険な薬品は一切使わない。
2.ガスや電気もできるだけ省エネ。
3.廃液には、処理剤を使う。

廃液の問題など環境への負荷を考えれば、やはり糸染めは専門の工場がするべき仕事では・・・?と思いながら、染めることにします。
基本色を揃えたいだけなのですが、なんとも大仕事。いつまでかかることやら。



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