2012年8月10日金曜日

80/3 麻のストール 仕上り



透かすと、コントラストが効いていて、すっきりとした仕上りです。ストールよりもカーテンの方が綺麗かもしれません。



この色で、シンプルに織り上げると、少し物足りない。


茶とグレーの経糸のテイクアップ(織縮み)の差を、バーでビームの下の横木に結んでテンションを調整しましたが、十分には引っ張りきれなかったようです。
1.5mほど織ったところで調整が難しくなり、経糸を切りました。


これはやっぱり、ダブルビーム(2重ビーム)が必要な織物。








糸は、株式会社シラカワ ラミー80/3<アラン>薄茶No.6、茶No.7  麻100% を使用。


3 件のコメント:

  1. わーー、透け感がなんとも美しいですねー
    肌に触ると気持ちよさそうです(^^)
    こういう透けた織りって、触ったり洗ったりの時に、織り目が寄りませんか

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  2. 落葉松さん、こんにちは。
    さすがに鋭いご指摘です。織り目は寄りますね。写真左上の寄っているように見えるのは、織キズです。経糸の巻取の失敗が原因なのです。

    麻糸でハリがあり、若干の毛羽もあるので、触った程度では大丈夫です。ひっかけたらアウトですけど。

    経糸の茶色の部分の密度を上げて、きつく打込んだので緯糸は安定しています。織始めてから、経糸はどうしようかと気づき、茶色6本を引き揃えて入れ、間にグレー1本を入れて〆を繰り返して止めています。この茶色の縦緯の四角の中で織り目は寄る(動く)と思います。もう少し距離を短くしたほうが良いかもしれません。

    ええと、お洗濯。たたんで、折目がつかないように注意して、そっと押し洗い。タオルにはさんで脱水。整えて平らにして影干し。かな?

    現物を触っていただけないのが、残念!

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  3. あーーー、やっぱり、かなり気をつけて扱わなきゃいけないようですね
    たくさん教えてくださってありがとうございますm(_ _)m
    私も、こう言う透け感のあるものが欲しくて、何度かチャレンジしたのですが、目が荒すぎて(糸の太さと織密度を目測できなくて)とか、素材の選択を誤ってとか(絹とモヘア、絹同士)、なかなか思うような布が織れずにいます
    織り目が寄らないようにと、近頃は捩り織りに精を出していますが、これはこれで難しいし^^;
    織ったものの画像や教えていただいたことを元に、いつかきっと織ってみます(^^)
    ありがとうございました

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