2017年3月4日土曜日

梅の花が咲いて

「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」などと言いながら、早春に伐った梅の枝で染めました。


最初は新芽を自己流で、
前回は枝と葉でウールを染めて色の違いを試し、
今回は、シルクのスカーフ。

草木で染めると、どうしても色褪せが早いと聞くと、染めた糸をあわせて織るよりも、スカーフなどを染めて、

「褪せては染め、褪せては染め・・・」

と繰り返すのも一興かと思ったり。

せっかくですから、1年間染め貯めた糸で、そろそろ織り始めたいと思います。


追伸;スカーフは、この梅の木を20年以上愛でていた叔母に送りました。私には感じることができないですが、梅の想いは届いたようです。


素材;シルクレーヨン 梅;1月末剪定枝
染色;アルカリ性抽出、アルミ媒染

0 件のコメント:

コメントを投稿