2013年2月1日金曜日

ラグ用の布切り糸作り

北欧の織の特徴でもある裂き織のマット。綿の布地を切って、組織はグースアイで織りたい。
切った布を飾り糸のように使って小さなバック地を織ったことがある程度。この織機を使っているなら、1回はマットを織らねば・・・・


Rag Rugというマット。実は「布は裂かずに切る」という事は知っていました。
その通り、正しく訳すと「ボロ布のラグ」。そして、使い込んだ綿100%の布がしなやかで織りやすいということも。

さて、タテに切るか?ヨコに切るか?バイアスに切るか?幅は?
端を切らずにつなげて長くするか?縫ってつなげるか?1本1本の端を重ねて織るか?

考えたことがありませんでした・・・・裂き織をしている方は多いので参考にさせていただけるチャンスも多いはずなのに・・・・


生地の棚から綿の余り布を出してきて、ついでにウール地のズボンもほどいて・・・

ポリエステルや麻、裏が白いプリント地は使わないことにしました。

THE BIG BOOK OF WEAVING の説明に従ってと思ったのですが、チェック生地の残布は、色の出方が、ウール地などは生地の張りが気になり、バイヤスに。

短いと織りにくいので縫い合わせ、長いテープにして、よじれてシワにならないように巻く。

年末から延々と作り続けました。


再生紙も、ペットボトルの再生ポリエステルも、再生すると「逆に高くなる」と聞きますが、ホントに手間暇がかかります。丁寧に糸を紡ぐという作業に似ている気がします。

バイアスにカットが多くなりました。織り上げて使い始めると毛羽っぽかったり強度に問題があったりするかもしれません。真直ぐにカットしたものも追加したいですね。

配色を考えると、まだまだ量も色も足りないのですが、生地を買うことになるのでしょうか?
新品の生地を切るのは、気が進まない・・でも、ほしい色のイメージは決まったし・・・・もう少し悩みます。

2月3日追記 ; 今日、少しお疲れのシーツを洗濯。アイロンをかけながら、このしなやかな生地を染めて織りたいと実感。しばらく糸を作りためることにします。



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