2016年3月8日火曜日

バンド織りのデザインを描く

平織の紐を織る「Band Heddle/バンド織りの綜絖」が届きましたので、もう少し織ってみることにしました。

前回、織ったのは半年ほど前の2015年6月。
「織ってみる」に興味があって、残り糸を並べて、織ってみました。
実は、デザインはあまり考えずに、いきなり、制作。(写真右)


今回は、ストライプの色や太さなど、デザインを描いて、検討して、段取りよくすすめたいのです。

経糸のみが表面に出るので、緯糸は見えません。
Rep/リップ織の感覚でデザインをしたくなるのですが、どうも勝手が違う。
経糸の総本数は50本程度。1本1本配列のしかたで、線になったり、破線の表現ができたり・・・。
使える本数も少ないのでスケッチから、いきなり整経するのは、むつかしい。

さて、織り上がりのイメージができて、経糸の本数もわかるデザイン画の描き方は・・・?

悩んだ末に、いつもの方眼紙に「亀甲」を描いて、色鉛筆で彩色。(写真左下)
緯糸の太さが異なるRepは、「亀甲」の長さをかえれば、仕上がりのイメージと緯糸使いもわかります。(写真下)



これは、「良い方法を考えた!私が最初で、オリジナルだ!」と思っても、たぶん、バンド織の本には、詳しく説明が載っているのだろうと思います。織物は、手から手へと長い長い年月を伝えられてきている技術ですから。
ん? 紙に描くから、紙の発明以降・・・・かな?



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