2012年12月18日火曜日

チューブが織りたい

急いでチューブ(筒)が織りたい。二重織の織り方でシャトルを1丁にして上下を交互にグルグルと織れば、筒になったはず。二重織は、海外でも日本でも一般的な織り方。

書籍を参考にして、二重織を組織図から理解するのは、私には難しすぎたし時間もない。理屈を思いだして、いきなり準備して・・・・・織ることにします。

 
それぞれ動きの違う経糸4本をイメージして、「2本で上の平織の布を、残りの2本で下の平織の布を織る」と考えると何とかなりそうです。

覚えていたことは・・・・経糸は上下二枚分だから2倍にしておかないと、できあがった織物の密度は半分になる。綜絖通しは「順通し」。上の平織は1、3の綜絖にを通し、下の平織は2、4の綜絖にを通す。

 
A.上の平織を織るとき、上の布の1をあげる。3をさげ、下の布を織るもさげる。緯糸を通す。
B.平織は交互なので、上のさげた3を今度はあげる。あげた1をさげ、下の布を織るはさげたまま。緯糸を通す。

C.下の平織を織るとき、上の布を織るをあげ、下の布用の2もあげる。4をさげる。緯糸を通す。
D.平織は交互なので、上の布を織るをあげたままで、下の布用のさげた4をあげる。あげた2を今度はさげる。緯糸を通す。

この順番だと、上の平織の緯糸を2段織ってから下のを2段織ることになり、チューブにできないし、緯糸の打込みが均等にならないので、A→C→B→Dの順番にしたい。が、上の平織を先に織ると下が見えないので、C⇒A⇒D⇒Bにする。緯糸はグルグルと上下を交互に通していく。これで何とか織れそうです。

 

シングルタイアップしたジャックルームでは、ペダルを何本か同時に踏むことにより自由に縦糸の組合わせをかえて織ることができるようです。綜絖を下げる必要もないですし・・・私も、一度ジャックで織ってみたいと思うのですが・・・・

私のは、カウンターバランスなので、綜絖バーとペダルをにらみながらタイアップして織り始めます。

ステックを使って経糸を数えて自由に柄を織ることを試したことがあります。手芸のような細かな仕事は、私には不向きでした。

2 件のコメント:

  1. 叶うならばasaokaさんに、ベビーウルフを送って使ってみてもらいたい。

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