2012年10月19日金曜日

綾織#1 ほどき糸のスモールブランケット

編み物が好きだった母のために、昔々、父がニュージーランドのお土産に買ってきた糸です。
ずっとセーターでした。ほどいてマットにでもするつもりでしたが、暖かいひざかけになりそうなので、織り始めました。所々に糸が弱くなっている部分がにあり、ツギハギです。



素材に味があるので、できるだけシンプルに。
軽く仕上げたいので、規格は粗め。
番手は2/4前後。35本/10cm。織り幅105cm。
空気を入れてふんわりと織るのは、綿や麻とは大違い。
苦戦です。







両端は、「floating selvedge/フローティング サルベージ」 (←直訳すると「浮き耳」。和名をご存知の方は、教えてください。)
両端の各1本は、綜絖を通さず、その都度シャトルをくぐらせる方法です。綾織の場合、普通にそのまま織ると、経糸がはずれる段ができてしまいます。今までは気にしませんでしたが、今回は糸が太いので試してみました。
多少手間はかかりましたが、きれいに整いました。

長さ60cmの板杼も作ってみました。木肌が気に入ってヒノキにしましたが・・・厚みもありすぎ、で重い。

 
織上り 幅96cm 長さ126cm(フサ10㎝×両端込み) 
 
起毛仕上げにしたいのですが、海外では専門店に依頼するようです。
「毛立ての実(先のとがった松ぼっくりのような実)」も入手できないので、金ブラシでガリガリ?


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