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2016年10月26日水曜日

8枚綜絖で裂織の小さなマット

今年の夏の色は、オレンジでした。

隣家が建て替えで取り壊したために、この夏は、思い切り太陽の陽ざしを浴びた キンモクセイ。
あふれるほどに、金色の・・・・冷静に見れば「オレンジ」なのですが・・・花をつけました。

オレンジ系の布もたくさん裂きましたっけ・・・・。


裂織でマットを織るのは、ほぼ初めてなので、小さなマットにしました。

マットなので、丈夫な「平織」がいい。緯糸を見えたいから、部分的に「綾織」がほしい。と。

結局、8枚綜絖になりました。
平織を元にした「クレープ」の組織。

さて、平織部分の色を変えずに織るとこんな感じ。青色に濃淡があるのは、単なる染めムラ。


新しい家が建てば、今度は、もっと日陰になるキンモクセイ。
より大きく、より早く、より便利に、より簡単に・・・誰もが自分のこと夢中?まして、隣家の植木のことなんぞ・・・・。

組織参考 書籍;「Warp and Weft」  Crepe P.108
枚綜絖 8本踏み木 
筬;45/10cm 1羽空け 
経糸;綿100%レンシル20/2×2 3本引き揃え ブラウン
緯糸;綿裂き布 約15~20mm 5色使用
サイズ;42×68cm

2016年8月26日金曜日

セブンスハックのスカーフに藍染

今回は、間違いなく、セブンスハック。
タテもヨコも7本浮いています。

織っているときは、見えにくいのですが、機からおろして、水を通すと、中央が十字になります。

藍染をするために白生地を織る予定でしたが、つまらないので、中央に、スカイブルーの糸で乱縞を入れてみました。

染失敗を想定して、3本ほど織る予定。とりあえず、2本染めてみました。

試したのは、藍の生葉を揉んで染める染法。

草木はその土地にしかなく、染色法はその草木に合うように発達し、受け継がれているということになります。
織りの素材や技法のように、奥が深そうです。

まずは、全部染めたのと、絣の技法を使って部分的に染めたのと2タイプ。

「ちょっとした思い付き・・・」で済ませられることではなさそう。「染はしない」と織り始めたのに・・・・。






2016年8月12日金曜日

黒の糸で #5 ハックアバックのショール

「セブンスハック」という名称に惹かれて、織り始めたのですが、図の番号を見間違えていたようで、これは、よく見かける5本で構成されるハックの組織。本には、「ハックアバック」で、間があく組織と紹介されています。

「ハックレース」と、「ハックアバック」。同じ組織でふたつの呼び方があるようなのですが、違うのか?使い分けるのか?がよくわかりません。

引き続き、いろいろな太さや光沢の残糸を引き揃えて織った さらに残りの糸。

なので、緯糸は1レピート半ごとに、引きそろえた糸の種類が異なり、ツヤが違います。

表は、緯糸浮いて(縦糸が飛ぶ)、裏は、縦糸が浮く組織です。

織り上げて機からおろしてみれば、なるほど。




新しい織り機は、60cm幅なのですが、計算間違いをして。、63cm幅に。3cmとはいえ、やはり、縦糸は巻きにくく、織りにくい。道具の設計とは、このようなことか・・・と、感心したりして。


 織り手が下手なのでは、と、48cm幅も試してみました。

参考書籍;Manual of Swedish Handweaving
著;Ulla Cyrus-Zetterstrom
Hackaback P.47
4枚綜絖 4本踏み木
筬;50/10cm 1本入れ
経糸、緯糸;残糸 4~6本引き揃え
サイズ大;240×63cm
小;165×48cm

2016年7月22日金曜日

黒の糸で #3と4 平と綾組織のショール

同じ組織で、経糸の密度を粗くしてみました。経糸は同じです。

写真では、撮影した本人も、どちらがどちらだったかわからず、日付を確認するありさま。

密度を粗くすると、より柔らかでショールらしくなるのですが、組織ははっきりしなくなるようで、ちょっと織りにくい・・・・。

機からおろして、並べてみると、今回(右)がやはり良さそう。






ショールとしては、ざっくりとして、柔らかで。
せっかくの組織は見せたくて。

相反するこの2つの要素のバランスの取りかたが「技の見せどころ」のように思えてきます。






さて、織っているときに、織り柄が見えにくかったので、緯糸をグレーベージュにしてみました。

織っているときは、楽しかったのですが、織り上がると、意外に「うるさい」印象。

サンプル織りをすればよいのですが、ある程度の大きさがないとわからない・・・・と考えると、ショールやマフラーの大きさは、サンプルのように思えるのです。

実際に、首に巻いて使うと、また、印象は違うのかもしれません。

参考書籍;Manual of Swedish Handweaving
著;Ulla Cyrus-Zetterstrom
Striped or Checked Combinations of Different Structures P.72
6枚綜絖 4本踏み木
写真左-筬;35/10cm 2本入れ
写真中央と右-筬;30/10cm 2本入れ
経糸、緯糸;残糸 4~6本引き揃え
サイズ;200×43~46cm

2016年7月14日木曜日

黒の糸で #2 平と綾組織のショール

織機に限らず、道具というものは思うように使いこなせることがポイントのようで、何故か6月24日が重なったり、黒色は写真うつりが悪かったり、思うようにならないと、気持ちが遠ざかってしまう。

久しぶりに、ブログを書くことにしました。続けていれば、解決策が見つかることもある。できるようになることもあるのだろうと。


さて、ショールには、柔らかな組織の綾織を・・・と、綾と平織を組み合わせた組織を選びました。

日本語では、「複合組織(?)」とかいう名称になるようですが、平と綾組織のストライプのコンビネーション。

平織2枚と綾織4枚で、綜絖が合計6枚使用する組織ということですね。

綾組織部がポイントツイルで、左右対称でないのが特徴的。

さすがにスウエーデンの本の組織は、堅苦しさがなくて、オシャレ。

織っている時の写真では、薄地のように見えるのですが・・・。
機から降ろすと、しっかりと真面目な印象。織り柄はよく浮きでているのですが、もう少しザックリ感が欲しかった。タテ密度を粗くして、再挑戦中。
参考書籍;Manual of Swedish Handweaving
著;Ulla Cyrus-Zetterstrom
Striped or Checked Combinations of Different Structures P.72
6枚綜絖 4本踏み木
筬;35/10cm 2本入れ
経糸、緯糸;残糸 4~6本引き揃え
サイズ;200×43cm




2016年5月24日火曜日

織ったバンドでキーホルダー

使えるものを織りたい・・・と考えると、

マフラーやショールなどは一般的なのですが、洋服とのコーディネートや季節に左右されます。
プレゼントなどしようと思えば、相手の好みにあうかどうかが最大の悩み。

もっと気軽に使えるモノを・・・。誰にでも気軽にプレゼントできるモノを・・・。

で、作ってみたのが、キーホルダー。

サンプル用に切った端です。
眺めていたら、端のフサもいい感じのような気がして、裁縫箱に残っていた革の端きれをつけて、仕立ててみました。

革に、平目打ちで穴をあけて縫ったのですが、自己流。
なので、あまりを自慢できない針目で・・・・こんな感じ。

使わないなら、引きだしの端に入れておいても邪魔にならないし、
飽きるころには、いい感じに汚れそうなところもいい。

何より、いいのは、プレゼントするときに、「クリーニングにだしてね」などという、おせっかいな取扱い説明をしなくてすむのが、うれしい。









何気なく作ると、いつもメンズ向けになるのは・・・・・どうして? 色彩の好み?

2016年5月6日金曜日

バンド織機で柄を織る

スウェーデン製のバンド織機を試してみることにしました。

布とヒモがあると衣服になるのだそうです。ですから、ヒモを織るさまざまな織機や道具は世界中に。


でも、ウエストをしばるベルトや袋の持ち手などを1~2m程度織るには、あまりに機械。経糸と織りあがったバンドを巻くリールが左右にあり、中央には、滑車に吊り下げた糸綜絖、下には踏み木。少なくとも10数メーターは織らないと、この織機を使う価値はなさそう。北欧では、何を織るのでしょうか?

カーテンの飾りやベットカバーのフチ飾りなどを、延々と織りたいということなら・・・・この織機は必需品ですね。


しっかりと経糸が支持できるので、経糸を浮かして柄を織り出してみました。


使用したのは、糸箱の底にあったボカシに染めた麻糸。
どうやって染めたのかも記憶にない。

上下を交互にして並べたので、中央は柄が見えなくなるという計画。

もう少し探して、白糸を見つけて組めば、柄がだんだんと見えなくなる・・・もっと効果的だったろうと少々後悔。


いつもと違う 「1本1本をひろって柄を織ること」 を充分に楽しみました。でも、がっちりと分厚い織り上がり。
何に使える?

組織参考 書籍;Vavmonster for hem och undervisning
使用糸 経糸;ラミー 3本引き揃え 緯糸;綿 10/2 4本引き揃え
サイズ;4.5×120cm


2016年4月29日金曜日

ドレルでローズパスのブロックダマスク

織機に7週間もかかったままでした。たった1.5mなのに。

赤のプレイスマット(ランチョンマット)で両サイドがブラック。織り始めに手間取って、3枚になってしまいました。

ミミ組織には、4本で平織を入れました。ミミ組織のために、わざわざ専用の綜絖を吊るやりかたは、工場で製品として生産する発想なのだと思います。

さた、ドレルプーリーを使うと4枚綜絖のローズパスの組織の裏と表を組み合わせて、大きな柄がつくれる・・・ブロックダマスク。ダマスクは、必ず朱子組織という「決まり事」はないようです。

日本のろくろと基本は同じ仕組みの滑車を使って、大きな柄をつくるという発想。ろくろの3本2段吊りのように装置を工夫したというより、ひたすら滑車の個数をふやしただけという感じさえする単純なドレルプーリー。
この考え方と部品を使えば、裏と表が違う3枚綜絖以上の組織は、どれでもブロックダマスク・・・昼夜柄がつくれることになります。使う側の発想次第で、単純な道具ほど、応用が利くのかもしれません。

日本の手織りでは、「昼夜織り」といえば、経2重緯1重、または、経1重緯2重の風通織の簡素版のような組織のこと。4枚綜絖の織機では、唯一、裏と表を入れ替えて柄を織り出すことができる手法なのかもしれません。この組織を発展させようとすると 3重、4重と増やしていくアイデアになるようです。

「昼夜」と「昼夜織り」は、よく似ていて、まぎらわしい言葉ですが、発展例や応用編を考えてみると・・・やっぱり違うという結論になるようです。

市松の昼夜柄。赤黒の布。

織りあがってみれば、とても日本的な印象です。

使った組織のローズパスは、山道通しの上と下のポイントを同じ綜絖にした通し方。

同じ綜絖に通すことで、4枚綜絖で5ポイントツイルをつくる・・・・・・この発想は、日本にもあったのでしょうか?

綾織を「斜紋織」という人もいます。確かに、紋織物の「最初の一歩」の組織なのかもしれません。









組織参考書籍;
「Warp and Weft」 P.63
M.Eriksson,G.Gestavsson,K.lovallius 著

経糸;コットリン エクリュ 22/2
緯糸;コットンリン 赤 22/2
筬;55/10 2本入れ
サイズ;156×34cm
プレイスマット;3枚







2016年3月30日水曜日

バンド織りのデザインと織りあがりと

チェックやストライプの柄を考えるときには、まずは、色鉛筆などで描いてみましょう・・・・手織りの書籍でよく見かける説明です。スケッチと織りあがった布がならんで写っている写真があると、それだけで感心してしまいます。

が、実際にやってみると、スケッチが描けても、本数を決めて、色を選んで、織り始めるのは、簡単な作業とはいえず。悩むこともしばしば。やっとの思いで織り上げても「達成感の熱」がさめると、スケッチの方が、きれいで魅力的なことに気付いたりする・・・・・。
たぶん、手織を生業とする人やプロと称するデザイナーは、スケッチより、数倍も魅力的な布に仕上げる人たちなのだろうと思ったりする・・・・。

ふりかえって、先日のバンド織。

スケッチと比べればそれほど悪くないつもりだったのですが、バンドだけを2-3日見ていたら、なんだか落ちつかなくなりました。

写真うつりは、それほど悪くないようなのですが・・・。

どうやら原因は、アクセントとなる色の組合せが2つあるため。
中央のレッド+イエローに対して、サイドのレッド+ターコイズブルー。


ということで、織り直してみたのが、左の写真。

サンプル左は、ターコイズブルーを除いたバージョン。落ち着いた印象。落ち着きすぎかも・・・。

サンプル右は、最初のスケッチの華やかさは残したいと思い、ターコイズブルーを減らして、ワインを増やして、ブラウンに馴染ませてみました。

使っているのは同じ色。配列も大差ないのに、こんなにも印象が違うなんて・・・色彩は不思議。

さて、どれがお好きですか?



2016年3月15日火曜日

バンド織りのデザインの織り上がり


先日描いたデザインを織ってみました。

「亀甲」のマス目を使ったデザイン画。デザイン画というより、スケッチのイメージを図に書き直した・・・というべきかもしれません。
整経順や本数など、織物をする「思考回路」には、やはりこの図がわかりやすい。仕上がりもはっきりイメージできるから、不思議。

偶然の組み合わせや成り行きにまかせて、織り上がりを楽しむのも悪くはないのですが、デザインが織り上がるとどうなるか・・・・仕上がり具合を楽しむのが好きなようです。

まずは、「亀甲」と「ダイヤ」を組み合わせて、描いた「リップ織」。

細糸は、ミシン糸を使用。太糸と細糸の組み合わせだけでなく、段数もわかります。


次は、6色を使用したタイプ。

タテのストライプにする部分の太さ、破線やボカシにする部分の経糸の並び順などが確実に検討できるのが何とも楽しい。



違う配色を作ったり、本数を変更したり・・・・何枚書いても、たぶん飽きないと思います。

それにしても、織るのに適した太さと色数の揃った糸がないのが、何とも残念。

2016年2月26日金曜日

ブロックダマスクのテーブルマット

ホテルや高級レストランで使われている分厚くて真っ白なサテンのクロス。布の柄を思い浮かべると、まず、アカンサスの葉の柄・・・いわゆるアカンサス文様の類です。ですから、有名なテーブルコーディネーターの先生からテーブルクロスやナプキンなどの基本の柄は、「市松格子」と教えられ腑に落ちなかったことがあります。

ジャカードやダマスク装置がない時代から織られていた(?)装置がない人でも織ることのできた(?)のが、このブロックダマスクの「四角を基本にした柄」なのだろう・・・・と、自分で、実際に織ってみて、今頃になり、納得しました。

ドレルプーリー/朱子織のための滑車 を使って織る 10枚綜絖。
綜絖バーの厚みを考えると、綜絖枚数の10枚は一般的な使いやすさの限界のようです。それで、2ブロックパターンの5枚綜絖のダマスク。

2ブロックは、かなりの制約とも思えますが、考えればそれなりにいろいろな柄ができます。


今回は、初めてなので、経糸本数と相談して、最もベーシックなパターン。

飛ぶので、かぞえにくい緯糸の本数は、経糸の浮の数でかぞえました。つまり、「ひと浮」が5本。
今回は、ミミ組織は作らず、フローティングも使わず、そのままです。

久しぶりに、経糸に綿麻を使いましたが、とても、とても・・・織りやすい。まさに、このためにこの織機は「ある」といいたくなります。


欧米では、結婚する娘に、手織りをしたテーブルリネンを持たせたという話を聞いたことがあります。この風習からか・・・・手織りとこの織機が、文化として大切にされていることを実感。

参考書籍;Warp and Weft
10枚綜絖 10本踏み木
筬;35/10cm 4本入れ
経糸;コットリン エクリュ 22/2
緯糸;リネン生成 40/2
サイズ;400×32cm
プレイスマット;6枚

2016年1月12日火曜日

5枚朱子のマフラー織り上がり

三原組織のひとつ、朱子織 サテン・・・・この組織だけが、基本の組織の裏と表がことなります。これも話がややこしくなる原因のひとつ・・・・。

年末に、朱子の表面を上にして織初め、やり直すことにしたマフラー。
裏面(裏朱子)を見て織るようにタイアップを結び直して、織り始めたら・・・やはり、筬の通し間違いがありました。これは、下がる経糸が見えないと見つけられません。

出てくる組織は、右上がりの綾織の変化織り?いえ、間違いなく5枚朱子の裏。朱子の場合は、「朱子線/しゅすせん」というのだそうです。

「右上がり」と「左上がり」があるのだそうです。これを朱子の場合は、「2飛び」「3飛び」という呼び方で表現しているらしい・・・・よく拝見しているブログで検証してくださった結果なのです。(感謝!)

ですから、「2飛び」「3飛び」は、朱子組織の名称につけることもある「補足」のようなものと考えることにしてみます。5枚朱子は、2つありますが、7枚朱子では4つもありますから。
で、組織を書くときのかぞえ方でもあり、つまり、書き方の説明で・・・・朱子組織の説明文は、ここに重点をおいて書いてあるのが一般的と思えばよさそうです。そして、正則朱子と変則朱子との見分け方としても使うらしい・・・・。

さて、もう少しわかりやすい説明はないものか。綾織の組織の説明もこんなに複雑でしたっけ?

実際に、織ろうとすると、問題はミミ。平織で付けたくても基本が5枚綜絖なので数があいません。とりあえず、フローティングサルベージ(浮かしミミ?)を2本。でも、織り上がりは、あまりきれいとはいえないようです。手織り作品の作り方で知りたいことは、こんな些細なことだったりしますね。

色変わり(段染め)の糸の効果は予想どおりでしたが、ちょっと椅子張地のような顔をしています。裏面に出ている緯糸は、アンゴラのシルバーグレー。仕上げをしたらふっくらと毛羽立つといいのですが・・・・。


2015年7月3日金曜日

ローズパスのサンプル織のランナー

ローズパス/rosepath、スウェーデン語で、ローゼンゴン/rosengang(aの上に○○がつく)

このスウェーデン織の本によると、ローズパスには2種類あり、普通(?)のローズパスは、スウェーデンでは、最もよく知られている「art weaves/芸術的な織り方」だと書いてあります。

ローズパスは、バーズアイ/bird's eyeやグースアイ/ goose eyeとは、大きさが違うダイア(ひし形)の柄・・・と思っていたのは、アメリカの本の影響のようです。「組織織りの本」とか「古くからある英語の組織の本」とか呼ばれているあの本。

綜絖通しの本数の違いだけではないらしいと、イラストと組織図を参考に、まずは、サンプル織をすることにしました。

経糸は、漁網糸。若い頃に、マットの経糸に使った残り糸。綿や麻の経糸に慣れてしまったためか、よく伸びるので、織初めの経糸のテンションを調整するのも、結ぶのも、一苦労。

経糸の密度と緯糸のバランスもわからないまま、残り糸の綿糸を適当に引き揃えて織り始めました。

踏み木の組合せは、あっているはず。裂き織のマットを織ると楽しそうな組織。

色は同系色。キカシはホワイトとイエローで、それなりにバランスよく配色したつもりなのですが・・・・・変形してもわかるはずのダイヤ柄の見わけがつきません。基本的な柄組織の構成を理解せずに、色の濃淡を決めたのが原因のようです。

「新しくて、モダン」という評価もできるのかもしれません。が、ローズパスの特徴がほとんどありませんから、ローズパスの組織を使う必然性はあまり感じられず・・・・なんだか、無駄使いした気分。
 参考書籍;Manual of Swedish Handweaving
4枚綜絖 6本踏み木  筬 30本/10cm
経糸;漁網糸 6号 緯糸;綿 20/2、16/2など 
サイズ;75×18cm

2015年6月19日金曜日

バックの持ち手とマチを手織りで

「裂き織に」と、頂いたはぎれ布のなかに「印花布」らしき布を見つけました。

半端な糸があったので、持ち手とマチを織ってみることに。
経糸は、マットにしか使えそうもないと思っていたジュートのような麻糸。緯糸は、藍染風?の綿糸。これも残り糸。

単純なウネ織のつもりだったので、経糸も大ざっぱに、4本揃えたり、6本にしたり・・・。織キズも味わいと、気楽に。


それでも、もう少し変化が欲しくなり、ヨコ浮きを入れました。

組織は、4枚綜絖3本踏み木の最も単純な「緯糸が浮くハック織」になりました。
裏面のほうが凹凸の変化がはっきりして魅力的。

織幅120cmの織機で、6cmのテープを織るのは、おかしな風情のような気もするのですが、こんなに硬い麻の経糸をしっかり織れるのは、やはり織機の実力なのでしょうか?

同じく、長い付き合いの 力自慢のミシンで縫製して、できあがり。

悪くはないと思うのですが、手織をしているのに、いわゆる「民芸調」は、苦手なようで・・・・持って出歩く自信なし。
どなたかにさし上げることになるのでしょう。残りのテープは、本体を白の帆布にして、持ち手としてつけてみる・・・・?














4枚綜絖3本踏み木
筬;50本/10cm 丸羽 
経糸;麻生成 番手不明 綜絖に4~6本入れ
緯糸;綿 10/2 2本引き揃え
織幅;6cm
バック参考書籍;ハンドメイドバック 下田直子のNEEDLWORK TIME


2015年6月12日金曜日

紐を織る綜絖

どこかにあったはず・・・と探したら、ありました。3枚も。

スウェーデンの織物道具。これで平織の紐を織るのだそうです。

やっと購入した『図解 染織技術事典』の「1章 手織」の竪機の説明P.4-2では、「日本の むしろ機 も筬綜絖の竪機の原理で制作される。」という説明と写真があり、むしろ織の写真の隣に、この道具と杼の写真が載っています。(私の手元の本は、1995年発行の第4版ですから、改訂されているかもしれません。)

竪機に使われる筬綜絖の紹介として載せたと思うのですが、卓上のリジット機がよく知られるようになった今では、この 筬綜絖というもの がむしろ機など竪機にだけ使われる部品だと思う人はいないでしょう。

本の写真と同じこのものは、この一枚で、れっきとした「紐を織る道具」。大きさは、ハガキより少々小さめ。穴は、裁縫に使う「針の糸通し」を使わないと通らない程、小さい。タペストリーの経糸に使う太い麻糸や漁網糸は この筬綜絖 には通りません。

経糸を柱などに結び、織前は、腰にまわした紐などに結び付けて織っていくので、あえて分類すれば、この1枚だけで、「腰機」。せっかくですから、残り糸で少し織ってみました。


本文に「古代スウェーデンで、錘をつけた経糸を横木から吊り下げ・・・・」ともあるので、ためしに、竪機風に、吊り下げてもみました。開口や打込みの時の経糸の引き加減の調整は、うまくできません。

卓上のリジットルームが開発されて一般的になり、織幅を保ち打ち込みをする筬 と 経糸を上下する綜絖 の両方の役目を、一枚でするのが「筬綜絖」で、英語名は「リジットへドル/Rigid heddle」だと思い込んでいたのですが・・・。

「リジット/Rigid」・・・・「硬くて曲がらない。剛体の。」という意味。
なるほど、このところ大流行の卓上の「リジットへドル・ルーム」は「硬くて曲がらない頑丈な綜絖がある織機」という訳になり、納得です。

「筬綜絖」は、まずは、「筬のように硬い綜絖」と思ったほうがよさそうです。で、筬として使えることもある。

竪機や紐を織るのに使うのは、見た目は同じでも、筬としての役目はしませんから、「板綜絖」とか「穴あき板綜絖」と呼ぶとわかりやすいように思えてきます。

糸綜絖、金綜絖・・・・筬綜絖?板綜絖?いろいろある綜絖の1種と考えたいですね。まぎらわしいことに、金綜絖には metal/金属の細い板状 もあるのですが・・・・。

同じ形だとか、使い方がちがうとか・・・・言葉や理屈、呼び名などにこだわったりするのは、取るに足らぬことのようですが、初心者にはわかりにくいことばかり。専門用語だからといわれても意味もわからず覚えるのは、やっぱり苦手。

「作品制作も道具の使い方も、アイディアややってみることが大切。理屈は後。」と若い頃に諭された記憶は残ってはいるのですが。

※意見のある方は、自分の考えとその理由を書いてください。
掲載分の訂正は私の主旨と違う内容になってしまう場合がありますのでご遠慮ください。
また、手織りを学んだのは、米国式、北欧式、日本式のいづれかと参考としている書籍、経歴などのプロフィール、を書き添えてください。投稿は簡潔にお願いします。



2015年6月9日火曜日

ツイル;ボーダー柄でProgressing twill

リネンの経糸がもう少しあります。スカーフにするには、足りなさそう。

でも、最初のサンプル織のイメージが気に入ったので、同じ組織でボーダーにしてみました。織っているときの透け感は、悪くありません。



8枚綜絖のツイルの部分はシルクリネンの白の緯糸。平織の部分は経糸と同じリネンの生成です。






今年は、ボーダー柄が流行っているのですが、光に透かすと・・・・・やはりカーテンのほうが似合いそう。ランナーとしても涼しげで、悪くはありません。


リネンでスカーフを織る場合、密度は・・・、糸は・・・、表情はすこし・・・・と、コツがつかめてきたような気もするのですが、イメージする糸を探したり、サンプル織りを始めたりしたらキリがなさそうなので、先へ進みます。



参考書籍;Manual of Swedish Handweaving
8+2枚綜絖 10本踏み木
筬;35/10cm 4本入れ
経糸;リネン生成 60/2
緯糸;シルクリネン  リネン生成60/2
サイズ;125×25cm