「もう一度手織をしてみなさい」とすすめられ、30年以上前の北欧の織機を組み立てました。その頃に習った初歩の知識を思い出し、辞書を片手に洋書を読みながら織っています。 その時々の覚書きや参考とした書籍の感想などです。
2012年8月24日金曜日
やり直し初心者
やり直し初心者の最初の目標は、
1.トラディショナルと呼ばれるビーミング(機がけ)を手順よく、上手にできるようになる。
2.織かげんを確かめながら、織機を調整をする。
3.耳、幅、打込みを安定させ織るスピードをアップする。
最初は 平織のハンドタオル#1
北欧の織のマニュアルでは、最初の課題は綿の平織のハンドタオル。計算してみました。
サイズ ; 45×60cm 3枚
織り幅 ; 58cm (縮みやヘムを加えると幅はかなり広い。これで本当に最初の練習?)
整経長 ; 330cm
筬 ; 80本/10cm
総本数 ; 470本 (レピート調整して6本追加)
使用する糸は、
本に書いてあるのは、綿糸 8/20、10/2。加工なしで染めた糸を探しました。
国内では、8/20は、販売しているところが見当たらず、10/2は、シルケット加工の染糸。16/2の染糸はあるのですが、平織の経密度は120本/10cm。ビーミングの練習には、少し細くて密。
スウェーデンのコットリン22/2を使うことにしました。
ビーミングのポイント
何となく簡単とか、やりやすいという感覚(思い込み?)で省略したりツギハギしたりで行っていたようなので、トラディショナルの方法でに変更です。広幅長尺、縦密度多め、綿/・麻糸、約100本/10cm以上を普通に・・・が目標。
1.仮筬をする。
2.綜絖を上げ、左右に補助バーを使う。
3.正解した経糸を織機に付けるとき、切らない、結びつけない。
4.櫛を使わず、しっかりと巻く。
部分部分はやったことがあるので、後は 「数をこなすこと」 かもしれない。丁寧に確認しながら、黙々とまずは10本をめやすに。巻きます。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿