知人でリジットという卓上機の達人は、最近、ステックを使ってオーバーショットの柄を織っているのだそうです。そんな話を思い出しながら、歩いていると、東京駅近くの昔からある手芸店の改装セールの箱のなかに、ちょっと変わったモノを発見。
オーバーショットの柄のように見えるのですが、刺繍の図案のようにも見えます。
よく見ると、パターンの台紙の端に、「佐賀錦・・・」とあります。
「佐賀錦」といえば、細く切った金糸をつかって、お城で奥方様やお姫様方が織っているという時代劇のシーンが思い出されます。この程度の知識で本当に申し訳ないことです。
Wikipediaには、
佐賀錦(さがにしき)は、肥前国鹿島藩(現在の佐賀県鹿島市周辺)の御殿女中に受け継がれた織物。 ... 織機ではなく、織り台という縦46センチ・横32センチ程度(帯用の一回り大きなものもある)の小さな台に経紙と呼ばれる経糸を掛け・・
趣味で、袋地など織っている方もいて、教えてくれるお教室もあるようです。
毎日見ていると、確かに日本の柄です。やはり、オーバーショットとは趣が違います。それに、オーバーショットの柄には、必ずあるハーフトーン/影がない・・・・。でも、オーバーショットに魅力を感じる人が多いのと、関係があるのかもしれません。
雰囲気作りに、金糸を入れて撮影してみましたが、これは、丸く巻きつけた金糸・・・・経紙とは違います。すみません。
金糸を使わなくても・・・ちょっと布にしてみたくなります。
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