「もう一度手織をしてみなさい」とすすめられ、30年以上前の北欧の織機を組み立てました。その頃に習った初歩の知識を思い出し、辞書を片手に洋書を読みながら織っています。 その時々の覚書きや参考とした書籍の感想などです。
2012年4月26日木曜日
ペンシルバニア ミュージアムの織の本
見つけました。 アメリカのペンシルバニアミュージアム所蔵のデザインの本。
手織りのためにデザインされたパターンが載っている小さな本です。
先日、ラオスの展示販売会をしていた日本橋の丸善書店の洋書売り場で、刺繍などの本と一緒にありました。
他に手織の本は見当たらなかったので、ちょっとびっくり。運命の出会い?
表紙にも使われている「ローズ」のパターンを用いたデザインが多く、何とも華やかで繊細。
やっと、「サマー&ウインター織 と 柄」のベストの組み合わせを見せてもらえた気がします。
これなら、みんなに愛されるのもわかります。
小さな「本」というより「冊子」ですが、掲載されているデザインは、78点。
それぞれに、サマー&ウインターと二重織り、オーバーショットの綜絖通し順とタイアップが記載されています。
サマー&ウインターと二重織りの綜絖通しは、ショートドラフト(略式)で書いてあり、解読が必要。
あげく、ペダルの踏順は、「このデザインを織る人なら、わかるはずなので記載していない」という説明があるだけ!?
大変なデザイン集です。
2012年4月22日日曜日
サマー&ウインター 織りあがり
サイズは、87×90cm。
製織中に、経糸を張りすぎだと思っていたら、案の定、仕上げで7%程縮まりました。
単純な柄なので、綜絖通しとペダル順を変更して、周囲に額縁をつけてみました。
四角の上下、左右のストライプが同じ太さになるべき柄ですが、柄糸の番手がやっぱり細く、タテストライプが太くなってしまいました。簡単そうで、かなりハードルの高い柄でしたね。
裏表があまり変わらない柄なので、S&W本来の面白みに欠けるようです。
A Handweaver's Pattern Book によると、意匠登録されている柄が多く、掲載できないということですので、もっと魅力的な柄があるのだろうと想像されます。
製織中に、経糸を張りすぎだと思っていたら、案の定、仕上げで7%程縮まりました。
単純な柄なので、綜絖通しとペダル順を変更して、周囲に額縁をつけてみました。
四角の上下、左右のストライプが同じ太さになるべき柄ですが、柄糸の番手がやっぱり細く、タテストライプが太くなってしまいました。簡単そうで、かなりハードルの高い柄でしたね。
裏表があまり変わらない柄なので、S&W本来の面白みに欠けるようです。
A Handweaver's Pattern Book によると、意匠登録されている柄が多く、掲載できないということですので、もっと魅力的な柄があるのだろうと想像されます。
2012年4月12日木曜日
手織り好きはラオスの布に夢中?
会場にあった展示会のDMはがき |
3月末に、東京 日本橋の丸善書店に立ち寄ったら、たまたまラオスの布製品の展示販売会をしていました。
毎年この時期に行っており、今回は4回目だそうです。
スカートやターバンの布、上着、小物 などなど。。。
値段の確認をしたり、購入している方を何名かお見かけしました。
絣、多色使い、緯浮きの柄織・・・・手織りのテクニック満載。
実は、手織りをする知人たちもラオスの布にハマっていまして、何回もビエンチャンへ出かけているようです。
そういえば、織物に興味を持った頃、スンバやトルキスタン、ウズベキスタンなどの東洋の絣に目を見張っていましたっけ。
そして、ラオスの布についての本も見つけました。
シンと呼ばれるスカートの種類、柄の地域性や意味、着方、縫い方。そして、糸づくり、染め、織る際の注意点!まで。95ページの薄い本ですが、わかりやすく写真も豊富。
伝統の手作りのおしゃれが日常に生きているなんて。。。なんだかうらやましい。
海外からの視点で、日本の日常着だった「着物と織」の良さをわかりやすく紹介してくれて、世界中にファンが増えるような本。あるのでしょうか?
2012年4月10日火曜日
サマー&ウインターを織始めました
緯糸が決まらず、糸量の計算にも手間取りましたがスタートです。
ブログも公開することにしました。どうぞよろしく。
手織りを再開するにあたって、「いい加減はしない」「妥協はしない」と決めたものの。。。
もっと簡単に手織りを楽しめる方法はないのでしょうか?
「試織」と「計算」。 やっぱり 「嫌い」、「苦手」 なのです。

開拓時代に愛用された織り方ということで、手紡ぎのイメージが強いためか、緯糸は箱の底にあった北米の手紡ぎ糸になりました。単糸で、想定より細め。ブルーの部分が2本ずつの段になってしまいました。
こんな時、「手紡ぎができたらいいな」 と実感です。
以下、製作データに加えるべきだったと思う事
1.整経して、機にかける前に、経糸の重さを量っておく。
2.緯糸も織始める前に重さを量り、実際の使用量が出せるようにする。
3.織りあがったら、重さを量る。10cm2の重さがわかると今後、役立つはず。
毎回のデータの積み重ね 大切にしたいです。
ブログも公開することにしました。どうぞよろしく。
手織りを再開するにあたって、「いい加減はしない」「妥協はしない」と決めたものの。。。
もっと簡単に手織りを楽しめる方法はないのでしょうか?
「試織」と「計算」。 やっぱり 「嫌い」、「苦手」 なのです。
開拓時代に愛用された織り方ということで、手紡ぎのイメージが強いためか、緯糸は箱の底にあった北米の手紡ぎ糸になりました。単糸で、想定より細め。ブルーの部分が2本ずつの段になってしまいました。
こんな時、「手紡ぎができたらいいな」 と実感です。
以下、製作データに加えるべきだったと思う事
1.整経して、機にかける前に、経糸の重さを量っておく。
2.緯糸も織始める前に重さを量り、実際の使用量が出せるようにする。
3.織りあがったら、重さを量る。10cm2の重さがわかると今後、役立つはず。
毎回のデータの積み重ね 大切にしたいです。
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