作品の技法の説明には、スウェディッシュ・レースとかハックレースとか具体的な名が使われる訳ですから、やはり普通の言葉がわかりやすい。ということで、タイトルは、「レースの織」にしました。
さて、ブロンソンレース。アトワート・ブロンソン・レースとも呼ばれています。
洋書 「LACE AND LACEY WEAVES」 によると、
ブロンソンレースとブロンソンスポットウィーブは、J.&R. Bronson氏の書籍(?)の組織図からMary M. Atwater女史が発展させた織り方と書いてあります。
この説明からアメリカ生れの織り方のように思われます。
米国の本ではレースの織の最初にでてきます。基本的で理解しやすく応用しやすい組織のようです。
構成は、基本的な「額縁」にしてブロンソンレースの組織を入れます。
同じ大きさになるように、打込みの強さに注意します。
経糸は、コットリンの未晒なので、この季節は麻のにおいが気になる方もいるようです。
織り上げて、水通しすると、少し白くなり、凹凸もでました。
使い込んだ白木のテーブルが似合いそうな仕上がりです。
ランチョンマットは、洋書にはPlacemats/プレイスマットと書かれています。
子供のころ、正式なディナーは、テーブルクロスを使用するのでマットは使わない。昼食など略式の食事で使うから、「ランチョンマット」と教わりましたが、日本語だったのでしょうか?
時代も移り、正式とか略式とかにこだわらず、食事を楽しむための「マット」・・・・気軽に使いましょう。
使用組織;Learning to Weave [Loom-Controlled Lace Weaves]
綜絖枚数;4枚 ペダル;4本
経糸;COTTLIN 22/2 UNBL
緯糸;COTTLIN 22/2 ECRU
使用筬;45本/10cm 2本入れ
仕上りサイズ;42×30cm 計8枚
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