つまり、この部分の本数を増やせば、しっかりとした織物になる。では、省略したら・・・?
前回のハニコムのカバー地の経の最後でちょっと織ったのが気がかり。
マフラーやショールなら、「不安定な組織で、ワンシーズンの使い切り」も個性的で楽しくていいかと思って計画してみました。
整経を終えて、縮絨で安定させることのできるウールを選ばなかったことを後悔しました。
織始めたら、シンプルできれいな柄なので、機から降ろしてグズグズになることを思い、早くも残念になりました。
組織を止めるためにあわてて、平織のボーダーを入れました。
柄は、アフリカンな印象も加わり面白い。
両面で使えるかと思いましたが、やはり裏は裏の顔をしていました。
緯糸が入っていない部分は、光に透けると効果的。ショールのつもりが、インテリアファブリック風に仕上がりました。
ラミーなど、糸にハリがあり滑りにくい素材で、スペースデバイダーにすると涼しげで良さそうです。
参考組織;A WEAVER'S BOOK OF 8-SHFT PATTERS FROM THE FRIENDS OF HANDWOVEN #706
綜絖枚数;8枚+2枚(ミミ) ペダル;10本
経糸;綿シルケット加工糸20/2//2(藍)
緯糸;綿シルケット加工糸20/2//2(白、藍)
使用筬;45本/10cm 4本入れ
仕上りサイズ;180×36cm (フサ 8cm)
0 件のコメント:
コメントを投稿