2年ほど前、4枚綜絖で複雑な柄が織りたいと、パラパラとページをめくって組織図どおりに残り糸で織りました。
あまりに綜絖通し順が長いので少し省略した記憶もあります。
あまりに綜絖通し順が長いので少し省略した記憶もあります。
今回、改めてこのページをよくみると 柄の名前はCanadian Snowflakes/カナダの雪片。
説明を少し読んでみると、snowflakes & stars。綾織のジャンルとして認められている織り方のようです。snowflaketsとstarsの違いは?・・・そこまでは理解不十分。(原因は、語学力か?織の知識不足か?熱意か?)
米国で多綜絖の柄として展開しているようです。通常は8枚綜絖。この柄は4枚綜絖で「同等の柄ができること」がポイントで、「すばらしいこと」なのでした。
織った時点では、まったく理解できておらず、考えたデザイナーの方には本当に申し訳ないことをしました。
つまり、ポイントツイルのギザギザ変化と破れ通しにストレートツイルとポイントツイルを入れ込み・・・・・・。要するに、考えられる綾織の「通し方の変化」をすべて組合わせて、左右対象に構成したような通し順。柄のこの部分のためにこれを入れて云々・・・と説明があります。
なるほど、こうやってオリジナルの柄を考えるのだと、感心することばかり。
綾織の通し方の組合わせは限りなく、柄も無限。 この先の一生涯、こればかり考えていても楽しかろうと・・・。
織っていない基本的なタイプも数々あり、興味は尽きないのですが、綾織はひとまず終わりにして、先に進みたいと思います。
使用組織;The best of Weaver's TWILL THRILLS P49 「snowflakes and stars」
綜絖枚数;4枚 ペダル;4本
経糸;綿20/2//2 緯糸;綿麻//麻 混率番手不明
使用筬;不明
大きいランナーサイズ;220×30cm ボーダー5cm フサ8cm
編み物の、表目と裏目だけで模様を浮き出す編み方に似てますね。
返信削除たぶん、手仕事ってどれも、基本っていうかベースになる手法があって
そのベースになる手法だけでも、それこそ一生遊べる位な作品や見せ方が
出来るのではないかしら。
プロのいる手仕事の世界って、そう言う所ですよね。
本当にそうですね。
削除生活で使うことを考えると、単純な技法や糸使いほど「魅せてくれる」と感心することが多い気がします。
アーティストとデザイナーの違いはこの辺りなのかなと思ったりしています。