しあがったサンプル兼マフラーなど5点 と 残り糸少々。
織りあげてから糸についているオイルを洗うとフェルト化するという・・・おもしろさばかりに気を取られてしまいます。
でも、本来は、オイルコーティングがないと織りにくいほど柔らかなラムウールのはず・・・・。ですから、この糸の風合いやテクスチャーは大切にしたい。そして、色彩の美しさを生かすなら、組織はシンプルな方がいい。
ということで、今回試したのは、平織、2/2綾織、ホップサック、ヘリンボーンの変形。
「外国の手織」という話になると、海外の糸を使って、組織柄(?)とか呼ばれる凝った綾織や緯糸が浮いたり、タビ―が入ったりの柄織をイメージする人が多いようです。
滑車式やろくろ式の4枚綜絖の織機でも、基本的で単純な組織柄は織れるのですが、本格的に織柄を織りたい/勉強したいのなら、やはり多綜絖を視野に入れて米国や北欧の天秤式を基礎から学んだ方がおもしろいと思います。
滑車式やろくろ式の4枚綜絖の織機でも、基本的で単純な組織柄は織れるのですが、本格的に織柄を織りたい/勉強したいのなら、やはり多綜絖を視野に入れて米国や北欧の天秤式を基礎から学んだ方がおもしろいと思います。
同じ組織が織れても、滑車式と天秤式の織機では、そもそもの織や布の文化が異なる・・・ということです。ふと、英国は、滑車式の文化圏ではないかと思ったのですが、どうなのでしょうか?
さて、この糸を使うなら、「配色を楽しんで、組織はシンプルな布」が織りたい。
1~2年は楽しめそうですが、今までとアプローチの仕方は変えたほうがよさそうです。
1.糸見本をトーン分析して糸色の分布を確認する。
2.参考になりそうなストライプやチェックの見本を収集する。
3.大判の方眼紙と多色の色鉛筆を購入する。
そして、スケッチ。配色案。スペック設定。マス見本作成。などなど。
かなりの糸量を購入する必要もありそうで・・・・実は、以前に何度もしたことがあるので・・・・・
先に、北欧へと進みます。
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