同じ組織(織り方)でも、織られている国や地域、使われる素材や密度が違えば、布は「別モノ」。
組織が同じだからと布地までイコールとならないように気を付けているのに、この組織だけは、それぞれのイメージが浮びません。
脇に抱えるとウールが少しチクチクするセカンドバック?
道行(コート)のたもとの裾に、飾りとして3~4筋ほど色を変えて織り込まれている飾り織り?
・・・・・これらは、「めがね織りの布」と呼びたい気がします。
さて、イメージがわかないときは、試織(ししょく)すべし。
もう気分は初夏。
縁取りの太い糸が曲線を描くには、硬い糸ではなく伸び縮みするウールが最適だろうと思いつつ、綿糸で織ることにしました。
上;縁取り糸は2本引き揃えの青。
下;すべて白。
凹凸のレリーフ感だけで見せるのもいい。
縁取りはもう少し太くする?
上;中心に色を入れ、縁取りは白。
中下;ネガ、ポジの関係も作れる。
右側と左側は、通し本数が違うため、大きさが違います。
色糸は編み物用なので、若干細い。
縁取りは、3本引き揃え。
本の説明によると、この組織に適したアイテムは、クッションカバー、バック地、ブランケット・・・・など。
サマーセーターをほどいた綿ネップの糸とあわせたら、この夏に使えそうな何かが作れそうです。
ハニーコムって、何だかよくわからない織り方なんですよねー、
返信削除織ってみたいと思えない織り方っていうか・・・。
実物を見たことも触った事がないから、布としてはワッフルとどう違うの?としか思えない。
織ってみればわかるのかもしれないですねー。
参考にさせていただきまーす(^^)
実は、パスして先に進もうかと思いました。
返信削除以前に、織ったときも「組織が面白いだけ?」という疑問だけが残って、バランスもとれず連戦連敗状態。でも、今織らなかったら、この先織ることはないだろうと気を取り直して試織しました。
裏を見ると、緯糸がまとまって飛ぶのでワッフルとの違いはよくわかります。裏にまわる糸が多いのも倹約家の私にはなじまない(笑)…なんとも不思議な織り方です。