選んだ糸は3種類。「もう手織りはしないから」といただいた糸の組み合わせ。これが延々と一か月以上続いた 難行の元(?)だったのかもしれません。
経糸は、ウール。まとまった分量はなく、かなり細いので、似た色を引き揃えました。
緯糸は、正絹。既に2本取りに巻いてありましたが、着尺の残糸のようです。
組織は、Rose Garland/バラの栄冠 。8枚綜絖8本踏み木。
柔らかで、軽いストールにしたいと思ったのですが、細い経糸は撚りがあまく、シャトルがひっかかると、すぐに切れてしまします。
自分で手作りした糸綜絖は、高さがきちんと揃っていないので、無理があるようで・・・・。
風合いも表情も問題ないのですが、あえて言えば、正絹よりも紬糸がイメージには近いようです。すっきりしないので、30cmほど織って断念。
さて、経糸を4本にして綜絖も筬も通し直し、緯糸は綿のモールに変更。滑らずに、柔らかで、ボリュームも適度のようにみえたのですが・・・・・。
機からおろすと、多綜絖のポイントツイルの弱点が出ました。凝った組織に、凝った素材は、「がんばりすぎ」でした。糸色の美しさも消えてしまったのは不思議です。 さて、打開策は? 右下の?
参考書籍;Manual of Swedish Hand weaving P.27
経糸;梳毛らしきウール単糸 番手不明
緯糸;綿モール糸 番手不明、絹 番手不明
0 件のコメント:
コメントを投稿